残余検体・保存検体を用いた研究


骨髄塗抹標本などの残余検体を用いた解析研究」( 2014/4 )


過去にTCCSG治療を受けられた患者さんへの説明文書をこのHpの公開ページに公示した。



この研究は、小児急性リンパ性白血病の治療成績の向上を目的とし、東京小児がん研究グループによって行われる研究で、東京大学医学部附属病院が主たる解析施設となって行います。

 

【対象となる方】

1992年~2002年に急性リンパ性白血病と診断され、東京小児がん研究グループ参加施設で治療を受けた方

 

【研究の意義・目的】

小 児の急性リンパ性白血病の治療成績は、基礎研究と臨床試験の相互の積み重ねが大きく貢献しています。まずは、基礎研究の進歩によって、白血病細胞に起こっ ている遺伝子の異常を詳細に検査することが可能となり、白血病細胞の特徴をより深く理解することができるようになりました。そして、「白血病細胞を詳細に 調べた結果」と、「白血病の実際の治療経過」との関係を検討することで、それぞれの白血病細胞の特徴にあった治療を行うことが可能となり、治癒率の向上を もたらしてきました。

 この試みは現在でも続いていますが、小児白血病の治療には2-3年の長い期間で行われ、再発の有無を確認するためには治療終了後にさらに長期間の経過をみる必要があるため、成果が得られるには時間がかかります。

一方で、ここ数年の基礎研究技術の進歩により、骨髄検査塗抹標本(骨髄検査の際に作成したスライド)などでも白血病細胞の特徴を調べるような検査が可能となりました。

そ こで、すでに白血病治療の結果がわかっている診断後10年以上が経過した方々を対象にして、診断の際に用いた骨髄塗抹標本などの残りを利用し、診断の当時 はまだ分かっていなかった白血病細胞の特徴についての検査を行い、その結果と白血病治療の経過を比較することを計画いたしました。

 

【研究の方法】

こ の研究は「ヒトゲノム・遺伝子解析研究に関する倫理指針」をまもり、倫理委員会の承認のうえ実施されます。これまでの診療でカルテに記録されている治療経 過、血液検査などのデータを収集し、また、すでに検査が行われた骨髄標本などの残余分を用いて行う研究です。この研究のために、みなさまが改めて医療機関 へ受診していただいたり、採血を受けていただいたりする必要はありません。

 この研究のためにご自分のデータを使用してほしくない場合は主治医にお伝えいただくか、下記の研究事務局に平成26年12月1日までにご連絡ください。ご連絡を頂かなかった場合、ご了承いただいたものと考え、データの処理をいたします。

デー タの処理は、個人が特定されない状態でおこないます。研究の結果は上記の目的のために学会・論文で発表いたしますが、結果の公表も個人が特定されない形式 で行います。なお、研究データを統計データとしてまとめたものについてはお問い合わせがあれば開示しますので、下記までご連絡ください。ご不明な点があり ましたら、主治医または研究事務局へお尋ねください。

 

平成26年4月

 

【研究事務局】

東京大学医学部附属病院 無菌治療部/小児科 講師 加藤元博

住所: 東京都文京区本郷7-3-1

電話:03-3815-5411 FAX:03-3816-4108

 

 

 


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